カルミナンス

機能紹介 — 05

生産管理

部品表と工順をもとに製造指図を作成し、所要量計算・生産計画表・カンバンで段取りを整え、製造実績を在庫に反映します。品目マスタと在庫は販売・購買・在庫管理のものを共有するため、二重に管理する必要がありません。

対象バージョン 1.5.17更新日 2026-09-28画面は設定と導入モジュールにより異なります

部品表と工順

版を持つため、設計変更の前後で異なる部品表を使い分けられます。

部品表の版。製品 1 単位に要る部品と数量を並べ、版ごとに有効期間を持ちます
部品表の版。製品 1 単位に要る部品と数量を並べ、版ごとに有効期間を持ちます
工順の版。工程の順序・作業区・段取り時間・1 個あたりの加工時間を持ちます
工順の版。工程の順序・作業区・段取り時間・1 個あたりの加工時間を持ちます

製造指図と実績

  1. 製造指図の作成
  2. 発行
  3. 着手
  4. 製造実績の登録
  5. 完了
製造指図一覧。状態・品目・数量・納期・生産ラインが並びます
製造指図一覧。状態・品目・数量・納期・生産ラインが並びます

製造実績を登録すると、部品の出庫と製品の入庫がまとめて在庫に記録されます。実績を取り消すと在庫も戻ります。指図には変更の履歴とコメントが残り、独自の項目も追加できます。

製造指図の詳細。数量・良品・不良・着手日・納期のほか、カンバンから起こした指図はその番号も記録されます
製造指図の詳細。数量・良品・不良・着手日・納期のほか、カンバンから起こした指図はその番号も記録されます

所要量計算(MRP)

受注残と生産計画を需要として、部品表を多段に展開し、手持ちの在庫と入荷予定・仕掛中の指図を差し引いたうえで、ロットの丸めとリードタイムを反映した計画オーダーを提示します。製造の計画オーダーは、そのまま製造指図として確定できます。

設定漏れがあっても計算は止まらず、警告として一覧に残ります。計算結果は実行ごとに保存されるため、過去の計算内容も確認できます。

生産ラインと生産計画表

生産ラインごとの同時に流せる本数を登録し、製造指図を生産計画表に割り当てます。上段には日ごとの空き本数が表示され、0 になった日にはそれ以上割り当てられません。

見方内容
大日程表数か月分を月と週の目盛りで一覧します。全体の山積みと納期の見通しを確認する表です。
中日程表1 か月前後を日単位で表示します。指図をドラッグで移動・伸縮でき、先行関係の線も引けます。
小日程計画書割り当て済みの指図を、休日を除いた日ごとの予定数に割り振って表にします。指図番号を選ぶと工程表を表示します。
中日程表。ラインごとの空き本数、指図の予定線と実績線、先行関係の矢印が並びます
中日程表。ラインごとの空き本数、指図の予定線と実績線、先行関係の矢印が並びます
大日程表。数か月分の流れを月と週の目盛りで確認します
大日程表。数か月分の流れを月と週の目盛りで確認します
小日程計画書。日ごと・ラインごとの当日予定と当日実績を並べます
小日程計画書。日ごと・ラインごとの当日予定と当日実績を並べます

カンバン

品目ごとに、補充の方式を「所要量計算」と「カンバン」から選べます。カンバンの品目は、使った分だけを補充する運用になり、所要量計算は計画オーダーを出さずに参考の行だけを残します(部品表の展開は続けるため、部品の手配は漏れません)。

  1. 置き場
  2. 部品を使い始めてカンバンを回収
  3. 補充待ち
  4. 指図・発注の下書きへ
  5. 補充中
  6. 製造実績・入荷で置き場へ
機能内容
カンバンマスタ品目 × 置き場ごとに、1 枚あたりの数量・枚数・リードタイム・余裕日数・1 日の使用量を持ちます。枚数は使用量から提案されます。
回収回収用の画面やカンバンボードで、カンバンの QR コードまたはバーコードを読み取ります。間違えて読んだ分は置き場へ戻せます。
補充内製品は回収したカンバンをまとめて 1 本の製造指図に、購買品は販売・購買管理に発注の下書きを作成します。回収と同時に起こす設定もできます。
カンバンボード品目ごとの横帯に、置き場・補充待ち・補充中の列で付箋が並びます。ほかの端末で回収したときや、実績・検収で置き場へ戻ったときも、その場で動きます。
紙のカンバンQR コード・バーコード入りのカンバンを A4 に並べて印刷します。内製は「仕掛けカンバン」、購買は「引取りカンバン」として色と文字で区別します。再発行と紛失にも対応します。
枚数の調整回収の実績から 1 日の使用量を求め、枚数の見直しを提案します。マスタごとに、毎日の巡回で自動的に適用することもできます。
カンバンボード。置き場・補充待ち・補充中の列に付箋が並び、補充待ちのある品目には「指図にする」「発注にする」が表示されます
カンバンボード。置き場・補充待ち・補充中の列に付箋が並び、補充待ちのある品目には「指図にする」「発注にする」が表示されます
ボードの付箋を押すと拡大表示。大きな QR コードとバーコードで、画面からも読み取れます
ボードの付箋を押すと拡大表示。大きな QR コードとバーコードで、画面からも読み取れます
紙のカンバンの印刷。QR コード入りのカンバンを A4 に並べて出力します
紙のカンバンの印刷。QR コード入りのカンバンを A4 に並べて出力します
カンバンマスタ。置き場の枚数・補充待ち・補充中の枚数と、提案される枚数が並びます
カンバンマスタ。置き場の枚数・補充待ち・補充中の枚数と、提案される枚数が並びます
カンバンの回収。バーコードリーダーや QR リーダーで番号を読み取るだけで回収されます
カンバンの回収。バーコードリーダーや QR リーダーで番号を読み取るだけで回収されます

現場に合わせる設定

供給区分と指図の状態には、現場で使っている呼び名を追加できます(例:内製の中に「一次加工」「組立」を設ける)。製造指図には独自の項目も追加できます。紙のカンバンに載せるコード(QR コード・バーコード・両方)や休日の曜日は、生産設定で決めます。

生産サマリー。状態ごとの指図の件数と、未完了の製造指図の一覧を確認できます
生産サマリー。状態ごとの指図の件数と、未完了の製造指図の一覧を確認できます