カルミナンス

CULMINANS DOCUMENTATION

Culminans 総合ドキュメント

Culminans(カルミナンス)は、業務機能を「モジュール」として必要な分だけ組み合わせる業務システム基盤です。このページでは、構成・共通の仕組み・モジュール間の連携・カスタマイズ・運用までを一通りご説明します。

対象バージョン 1.5.17更新日 2026-09-28画面は設定と導入モジュールにより異なります

Culminans とは

Culminans は、販売管理・ワークフロー・プロジェクト管理・生産管理・シフト管理などの業務機能を、必要なものだけ選んで導入できる業務システム基盤です。すべてを一度に入れ替える必要はなく、いま困っている業務から始め、業務の広がりに合わせて機能を追加できます。

弊社のシステムは一般的なパッケージ製品ではないため、既存のモジュールをもとに、企業に合った業務フローや画面・項目の追加など柔軟にカスタマイズでき、貴社専用のモジュールを新たに開発することもできます。

ユーザー・組織・権限・お知らせ・帳票・ファイルといった土台は共通基盤が受け持ち、各モジュールはその上で動作します。そのため、あとからモジュールを追加しても社員マスタを二重に持つことはなく、承認やお知らせも同じ仕組みでつながります。

名前の由来

Culminans(カルミナンス)は、ラテン語で「頂点へと昇りつめていくもの」を意味します。culmen(頂)に由来し、天体が最も高い位置に達する「南中(culmination)」と同じ語源です。

それぞれの経路が頂上へ向かうほど重なり合うように、バラバラだった業務・システムが一つの基盤に集まり、つながるほど業務効率が上がり、共にゴールへ向かう。

同じ Culminans でも、導入したモジュールによって表示される画面は異なります。画面左側のサイドバーに表示されているものが、その環境で利用できる機能のすべてです。

ログイン直後のダッシュボード。出勤・退勤のボタン、全体通知とお知らせ、対応が必要なものが、有効なモジュールの分だけ並びます
ログイン直後のダッシュボード。出勤・退勤のボタン、全体通知とお知らせ、対応が必要なものが、有効なモジュールの分だけ並びます

システムの構成

画面の土台(シェル)はログインとレイアウトだけを持ち、機能はすべてモジュールとして配置します。モジュール同士は直接参照し合わず、共通基盤が定める約束ごと(契約)を通してのみ連携します。

機能モジュール

各モジュールの詳細は、それぞれの機能紹介ドキュメントをご覧ください。

連携は、両方のモジュールが有効なときだけ働きます。連携先のモジュールが無い場合、その機能は表示されないだけで、エラーにはなりません。

連携内容
販売・購買 → ワークフロー見積と発注の承認を、ワークフローの申請として回します。承認されると見積が受注へ転記できる状態になります。
販売管理 ↔ プロジェクト管理見積・発注に課題を関連付けます。見積や取引先からプロジェクトを作成して関連付けることもできます。
ワークフロー → プロジェクト管理承認が完了したときに、課題を 1 件自動で登録します。
販売・購買 → 在庫検収で入庫、売上で出庫が自動で記録されます。伝票を取り消すと在庫も戻ります。
在庫 → 購買発注点を下回った商品から、発注の下書きをまとめて作成します。
生産管理 → 購買購買品のカンバンを回収すると、仕入先と納期ごとにまとめた発注の下書きが作成されます。入荷するとカンバンは置き場へ戻ります。
生産管理 ↔ 販売・在庫品目マスタを共有し、製造実績に応じて部品の出庫と製品の入庫を記録します。
シフト管理 → 生産管理その日の出勤人数に応じて、稼働させる生産ラインの本数を絞れます(任意の設定)。
お問合せ管理 → 各モジュールメールのスレッドを AI が要約し、担当者が確認・修正のうえで課題・申請・見積として登録します。返信の宛先は取引先の担当者から選べます。
各モジュール → Slackお知らせが Slack の DM にも届き、承認はボタン付きのカードで行えます。

AI が関わる連携では、AI は入力の下書きまでを担当します。データが登録されるのは、担当者が内容を確認して送信したときだけです。AI の誤った解釈がそのまま記録に残ることはありません。

共通基盤の機能

機能内容
ユーザー・組織部署(入れ子)・役職(職位の数値付き)・所属を管理します。全モジュールが同じ社員マスタを参照します。
ログインとセキュリティ2 段階認証と接続元 IP の制限に対応します。
お知らせ承認の番が回った・課題の担当になったなどの出来事がベルに届きます。設定によりメールや Slack でも受け取れます。
全体通知管理者から全社・ロール・部署へ向けて配信します。ベルと画面上部のバナーに表示されます。
ダッシュボード期限を過ぎた課題、承認待ちの申請、未請求の売上、発注点を下回った商品、本日のシフトの欠員など、対応が必要なものだけを表示します。
横断検索ヘッダーの検索欄から、モジュールをまたいで伝票・課題・申請などを検索します。結果は画面右側のパネルに並び、続けて開けます。
機能権限「販売は見えるが購買は見えない」のように、機能ごとに見せる相手(ロール・部署・ユーザー)を絞ります。
帳票見積書・請求書・申請書などを印刷プレビューと PDF で出力します。体裁は帳票デザイナーで編集でき、様式を複製して取引先別・書類別の体裁も作れます。
カスタム項目取引先・課題・製造指図などに、文字列・数値・日付・選択肢・金額・色など 9 種類の項目を画面から追加できます。
データの入出力ユーザーやマスタを CSV / Excel で書き出し、編集して取り込めます。取り込み前に 1 行ずつ確認できます。全種類を 1 つの Zip にまとめて移すこともできます。
AI要約・下書き・領収書の読み取りなどに利用します。AI サービスは管理画面で切り替えられ、利用量は機能ごとに記録されます。
表示言語日本語と英語を利用者ごとに切り替えられます。日付は西暦で表示します。
一覧の表示列の幅・並び順・並べ替えは利用者ごとに自動で保存されます。他の人の変更は、一覧を開いたままでも自動で反映されます。
画面の操作詳細画面の横に一覧を並べる 2 画面表示、画面下部のステータスバーでの表示倍率の変更、ポップアップのドラッグ移動、ESC キーでの一覧への戻りに対応します。
表示の好みテーマ・レイアウト・背景の線画(自分で用意した画像も可)を利用者ごとに選べます。
画面の文言画面に表示される文言を、その環境だけの言い回しに置き換えられます(例:業種に合わせた呼び名)。
メールの送信元お知らせなどのメールは既定でサービス提供元の送信サーバーから送ります。自社のドメインから送りたい場合は、管理画面で自社の送信サーバーを設定できます。
お問合せ画面下部の「お問合せ」から、不具合の報告や改善のご要望をその場で送信できます。
REST API とアプリ外部のシステムから課題・申請などを操作する REST API を備えます。スマートフォン・タブレットのアプリとの接続に向けて、接続先の QR コード、ログインした端末の一覧と失効、接続元の制限の設定を用意しています。
ヘッダーの検索欄で探した結果。モジュールごとにまとまって右側のパネルに並び、押しても閉じないため続けて開けます
ヘッダーの検索欄で探した結果。モジュールごとにまとまって右側のパネルに並び、押しても閉じないため続けて開けます
詳細画面の横に一覧を並べた 2 画面表示。一覧から開いた画面は詳細の上のタブに並びます
詳細画面の横に一覧を並べた 2 画面表示。一覧から開いた画面は詳細の上のタブに並びます
機能権限の設定。機能ごとに、見せる相手をロール・部署・ユーザーで絞ります
機能権限の設定。機能ごとに、見せる相手をロール・部署・ユーザーで絞ります
データの入出力。種類を選んで CSV / Excel を書き出し、取り込む前に 1 行ずつ確認できます
データの入出力。種類を選んで CSV / Excel を書き出し、取り込む前に 1 行ずつ確認できます
帳票レイアウト。見積書・請求書・申請書などの体裁を帳票デザイナーで編集し、様式を複製して増やせます
帳票レイアウト。見積書・請求書・申請書などの体裁を帳票デザイナーで編集し、様式を複製して増やせます

権限の考え方

権限は「ロール」「プロジェクト内の権限」「機能権限」の 3 つを組み合わせて決まります。

ロールできること
管理者すべての操作と、ユーザー・組織・各モジュールの設定。
マネージャー業務データの登録・編集に加え、プロジェクトの新規作成。設定によりワークフローのテンプレート管理。
一般伝票・課題・申請などの登録・編集。
閲覧者参照のみ。
一時雇用参照のみで、表示されるのはシフト管理だけです。URL を直接入力しても他の画面は開けません。

カスタマイズ

お客様ごとの要件は、次の順で対応します。ベースのシステムを分岐(フォーク)させないため、どのお客様にも同じ品質の更新をお届けできます。

段階方法例
1. 設定する画面と設定ファイルで対応します。コードは変更しません。製品名・ロゴ、伝票番号の書式、帳票の体裁(帳票デザイナー)、承認ルート、機能権限
2. 現場で作るカスタム項目とカスタムフォームで、足りない項目や表を利用者が追加します。取引先の独自項目、点検記録・日報などの表
3. 専用機能を加えるお客様専用モジュールで、ベースを改変せずに画面・一覧の列・メニュー・帳票様式・独自の処理を追加します。独自の請求書様式、課題一覧への列の追加

カスタムフォームで運用が固まった表は、お客様専用モジュールのコードへ置き換えることもできます。現場で試してから本格的な機能にする、という進め方が可能です。

提供形態と運用

技術構成

項目内容
アプリケーション.NET 10 / Blazor Server
画面部品・帳票DevExpress Blazor・XtraReports
データベースPostgreSQL(モジュールごとにスキーマを分離)
認証ASP.NET Core Identity(2 段階認証対応)
多言語日本語・英語

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